ゼルダ無双 厄災の黙示録 海外レビュー

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メーカー:コーエーテクモゲームス 機種:Switch


HYRULE WARRIORS: AGE OF CALAMITY(邦題:ゼルダ無双 厄災の黙示録)の海外レビュー

 

 

Digitally Downloaded 100/100

 『ゼルダ無双』としては、前作よりも本作の方が有意義であると思う。特に『ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイしたことがあるゼルダファンなら、プレイしない理由はない。ただし、無双ファンが純粋に無双シリーズとして本作を購入するのはお勧めし辛い。本作で織り成される物語は素晴らしく、演出も非の打ち所がない上に、キャラクターも一人一人に個性があり長く楽しめる。前作『ゼルダ無双』がゼルダの歴史と遺産へのラブレターのように感じられたのに対し、『厄災の黙示録』はより直接的に『ブレス オブ ザ ワイルド』に連なるストーリーとなっているのでお祭りゲーという側面では少し物足りなさを感じた。

 

IGN 90/100
 本作では、かつて何百時間もかけて夢中でプレイした世界に戻ってくることが出来る。登場人物のバリエーションが非常に豊富で、しっかりとした戦闘メカニック、楽しい進行、そして『ブレス オブ ザ ワイルド』のハイラルのビジョンを巧みに再現したこのゲームは、プレイして発見する喜びを常に感じさせてくれる。『厄災の黙示録』は最初から最後まで楽しめた。

 

TheSixthAxis 90/100
 『厄災の黙示録』は、どこから見ても『ブレス オブ ザ ワイルド』の前日譚である。別ジャンルのスピンオフ作品ではあるものの、作り手の愛情が明確に感じられる作品であり、結果としてハイラル史上最も興味深い時代の一つを徹底的に楽しむことができた。前作『ゼルダ無双』がゼルダシリーズへのラブレターだったとしたら、本作はこのコンセプトをあらゆる面で改善しているだけでなく、ゼルダシリーズとしても重要な一作となっている。

 

GameSpew 90/100
 『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、無双ファンとゼルダの伝説シリーズが大好きな人にはたまらない作品だ。従来のゼルダのようなパズルはないかもしれないが、それを補うために、とてつもない量のアクションが詰め込まれている。ゼルダとして魅力はもちろんのこと、ストーリーには心を掴まれ、何十時間も画面に釘付けになること間違いなしのゲームとなっている。

 

Press Start Australia 85/100

 本作は適切な状況下において開発された無双シリーズが、何を成し遂げられるかの代表的な例となるだろう。『ブレス オブ ザ ワイルド』の魅力的なキャラクターを新たな光で輝かせるだけでなく、新しいレンズを通してハイラルを体験することができる。『ブレス オブ ザ ワイルド』と無双シリーズ両方のアイデアを統合し、革新的な手法によりどちらのゲームタイプのファンも喜ばせることに成功しているのである。ゼルダシリーズや無双ゲームのファンなら、本作を見逃す理由は無いだろう。

 

EGM 80/100
 原作の世界観、スタイル、ゲーム性を『無双シリーズ』へ巧みに翻訳しており、両シリーズのファンならば、両者の再構築に非常に満足することだろう。タイムトラベルのような古典的で使いつくされたネタに頼るのではなく、厄災ガノンとの戦いの悲劇を真に掘り下げた、よりストレートな前日譚を期待していたのなら、少しショックを受けるかもしれない。

 

XGN 75/100
 本作はブレス オブ ザ ワイルドの前日譚であり、これまでに見てきた無双シリーズの中では最も優れた作品である。しかし、キャラクターの操作には何度かイライラさせられたし、深刻なフレームレートの低下に悩まされているため、完璧とは言えない。それを乗り越えられるなら、豊富なコンテンツとアドレナリンをかきたてるような体験が待っている。

 

Millenium 65/100

 この2020年末に発売されるNintendo Switch向けの唯一の大型新作ゲームである本作は少々期待外れだ。他の無双シリーズと同じようにオメガフォースのタイトルは技術的に欠陥があり、ゲームプレイのバリエーションに欠けているのである。あまりにも期待しすぎたのかもしれないが、ストーリーの問題点はより深刻である。『ブレスオブザワイルド』の世界においてこの新作は、語られていなかった歴史の最も重要な部分をカバーする事こそが使命であった筈だが、その点では失敗しているように思える。

 

 

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